2013年 03月 22日
横画像は全て左クリックで大きくなります 学名: Glechoma hederacea var. grandis シソ科 カキドオシ属 の多年草 草丈: 地面に張り付いたような低い草丈から、春になると4~25cmの茎を立ち上げて葉腋に花を咲かせる 開花期が過ぎると旺盛に茎葉を伸ばし地面に倒れ、ツル状に縦横に這うように生育する 地面に付いた茎の節から根を伸ばし、繁殖する 茎葉を揉むとシソ科特有の香りがする 花: 薄い紫色、唇形花で典型的なシソ科の花です 15~20mm、意外と大きく美しい花 開花は4~5月、気温の上昇と共に草丈も高くなり群生状で沢山の花を咲かせていると見事です 生育地: 日当たりが良い土手、田畑の畦や草むら、明るい林の縁など 名前の由来: 夏、旺盛に伸びる茎が垣根を通して隣にも這い出すから、「 垣通し(カキドオシ)」 日本在来種で昔から薬草として利用されていたそうです 生薬名: 連銭草(れんせんそう)利尿、消炎作用のほか、血糖降下作用もあるとか 疳取草(かんとりそう)いわゆる疳の虫を退治すると言われたとか 若い人に意味がわかるかな? 園芸店では外来の斑入り葉種などが "ゴレコマ"の名で綺麗な葉物として販売されています。 この在来種の方が花は大きく美しいです 薄紫色の唇形花には、濃い紫の斑点と白い毛が目立ちます 葉は、腎円形で対生します ピンクの小さな花はヒメオドリコソウです 自由にどこまでも延びて行きます 野原は一面薄紫です ^^ カキドオシ (垣通し) の名前の由縁がわかりますね
by puntamama2
| 2013-03-22 22:53
| 春の青い花・紫の花
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